自分のことを見てくれていた先生

私は中学校時代運動関係の部活に明け暮れていたので、クラスの担任の先生よりも部活の顧問の先生の方が馴染みが深くありました。

けれど今でも思い出に残っているクラスの担任の先生がいます。中学3年生の時の担任で、50代の女性で英語が担当でした。

髪型が細かいソバージュだったので、その当時音楽室に飾られていたビバルディに似ているということでその先生のあだ名はビバでした。今思い出しても当時の顔がスグに浮かんできます。

ビバは自分がビバルディからビバと呼ばれていることを知っていても、怒ったりせずに相手にしないという感じでした。けれど、授業中にうるさいとすぐに怒っていたので、ヒステリーなイメージが強かったです。

そんなビバは12月、2学期の終業式の日に1人1人にクリスマスカードを作ってくれて渡してくれたんです。今でも大事に取っていて思い出の箱に入っています。

買ったカードではなくて1枚1枚手作りで、切り絵でケーキとロウソクが糊で貼られていました。1クラス40人ほどいるのに、この作業を40回繰り返したのかと思うと忙しい中偉いなと尊敬しました。

そこに添えられていたメッセージには私についてのコメントが書かれてあり、その内容がとても嬉しかったんです。単純に言えば日頃の行いを褒めてくれているんですが、嗚呼この先生はちゃんと見てくれていたんだなと思うような感動がありました。

見ていないようで見てくれているというのも嬉しかったです。英語の先生らしく、クリスマスを大事にしているようでした。

今でも思い出に残っている先生ですし、またお会いしたいなと思う先生です。